技術・サービス概要

カカオ未活用部位を活用した生分解性バイオプラスチックを作り出す独自のアップサイクル技術を開発、製品化を実現した。石油由来プラスチックと比較してCO2排出を削減する。

目的

カカオ未活用部位を活用したカカオバイオプラスチックを製品化することで、石油由来代替のサステナブルな素材として環境負荷を低減するとともに、カカオ生産者に向けた新たな収益を創出する。

特徴

・カカオバイオプラスチックは、今まで有効活用されてこなかった部位を活用した生分解性のプラスチックである。
・繊維やシートに加工することで多様な用途に対応可能である。
・石油由来のプラスチックと比較し、30%~40%のCO2削減効果があると試算される。

効果

カカオバイオプラスチックは、食や教育現場での使用も想定され、エシカル消費・循環経済の理解促進にも寄与。加えて、脱炭素社会への貢献・環境教育・農村支援といった他分野と結びつき、多層的な環境価値の創出を可能にする。

規制対象物質

参考資料

展開可能国

  • 日本

この技術が貢献するSDGs

  • 1. 貧困をなくそう
  • 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 12. つくる責任 つかう責任
  • 17. パートナーシップで目標を達成しよう

カカオバイオプラスチック

YouTube 動画

【ひらけ、カカオ。】カカオ全てを使い切り、カカオの未来を創造する明治の活動