超小集電の実験棟 / 空庵
技術・サービス概要
                                            KU-AN(空庵)は2021年7月に超小集電技術の持続性や安定性を確認する目的で設置されました。KU-ANは土や食品堆肥(コンポスト)を使用した1500個の木製集電セルにより、室内に設置された800個の12ボルトLED照明に電力を供給し、また、電力ログや気温・湿度などの環境データを記録し、環境要因による超小集電の電気的特性を観測しています。
「空中に浮かぶ光の空間」をイメージしてデザインされたKU-ANは、ライトアップ時には、LEDライトの反射がガラスに映り、室内からの眺望は無限に続く星空の様な広がりを見せます。また、KU-ANで得られた電力は蓄電する事が可能なため、明るさの調整が出来るほか、空庵で貯めた電力をオフグリッド環境下の非常用電源として活用する事も期待されます。
                                        
目的
                                            集電性能の向上や集電の持続性能の検証
超小集電と様々な先端IoT技術との連携の実証
                                        
特徴
                                            土や食品堆肥(コンポスト)を使用した木製集電セルにより電気を供給
木製の集電セルで得られた電力は、独自に開発した蓄電装置に蓄えられ、必要に応じて利用出来る
                                        
効果
                                            地元の土やコンポストなど活用した、地産地消型の電力資源開発を構築
災害時の電力支援
                                        
規制対象物質
展開可能国
- 日本
 - 東南アジア
 - 中央、南アジア
 - 中国、東アジア
 - 中東
 - アフリカ
 - オセアニア
 - 北米
 - ヨーロッパ
 - 中南米
 - アセアン諸国
インドネシア,カンボジア,シンガポール,タイ,フィリピン,ブルネイ,ベトナム,マレーシア,ミャンマー,ラオス
 
導入事例
茨城県常陸太田市「OFF-GRID TEST SITE」に設置された実験施設。定期的に一般公開を開催。
視察可能な導入先
茨城県常陸太田市「OFF-GRID TEST SITE」
この技術が貢献するSDGs
- 7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
 - 13. 気候変動に具体的な対策を
 
                                    
                                    
                                    
                                    
                                
